姿勢スリング 介護から快互へ
姿勢スリングは、「介護予防運動」に最適なひとつの方法として高齢者の方々のADL(Activities of Daily Living)向上に貢献する運動プログラムです。
高齢者の身体機能や心理状態などを深く研究し、生活維持や向上に効果的な運動プログラムを提供し、より安全な健康づくりを目指しています。
スリングエクササイズとは
天井から吊り下げたロープで体を吊るし、重力から解放した状態で体を左右に揺らす運動方法です。体重がかからないので可動域が広がり、無理なく振り子運動を行うことができます。
姿勢スリングは「介護予防運動」として高齢者の方々に簡単に無理なく行える運動です。高齢者の身体機能や心理状態などを深く研究し、より安全で効果的な健康づくりから、ADLの向上に貢献します。
スリングエクササイズを進化させた《2つの技術》
「姿勢イノベーションシステム」は、ザ・ビッグスポーツの長年の研究と実績に基づいて開発された《姿勢測定・姿勢プランニング・姿勢改善運動【姿勢プラス】》 の3つのプログラムで構成する健康増進に最適なソリューション。これまでに多くの方々のゆがみを整え、生活の上でおきる不快な症状を解消することに成功してきました。
また、「慶生会」はリハビリテーション・介護サービスに特化したプログラムを提供し、高齢化社会に向けて確かなサービスを実施していることで高い評価を受けています。
それぞれの特長がスリングエクササイズに融合し、優れたコストパフォーマンスを実現し、ケアマネージャーの負担軽減に役立つプログラム「姿勢スリング」が完成しました。
社会福祉法人 慶生会 とは?
特別介護老人ホームを核とした施設運営を基盤に高齢者に向けたリハビリテーションや介護サービスの分野で、確固たる実績を誇ります。
- 特別養護老人ホーム
- デイサービス
- 特別養護老人ホーム
- 訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- ショートステイ
- 訪問介護
- ケアプランセンター
- 有料法人ホーム
社会福祉法人 慶生会は「姿勢スリング」をこのように活用しています。
- デイサービスにおいて、介護予防のトレーニングとして活用
- 地域支援事業のひとつとしてサービスの提供
- デイサービスでの取り組みの「視覚的」なアピールとして
各事業所のサービスとして「姿勢測定会」を実施し、その結果をケアマネジャーなどに送付します。
姿勢スリングについて よくある質問
- カラダが思うように動かないけど大丈夫?
- 足腰が不安でも大丈夫?
- 体がかたくても大丈夫?
- 体力に自信がないけど大丈夫?
- 姿勢スリングで痩せられる?
- いつ行うべきですか?
- どのような服装で行うのが良いですか?
- どんな人に姿勢スリングは向いていますか?
- 続けているとどんな効果がありますか?
Q1. カラダが思うように動かないけど大丈夫?
A. さまざまなカラダの不調の原因が姿勢にある場合には効果があります。姿勢を維持する筋肉のバランスを整え、適度な運動を行うことで筋肉を維持・強化する。安定した重心を取り戻し、姿勢を整えることにより、カラダの不調は軽減されるでしょう。
Q2. 足腰が不安でも大丈夫?
A. 安心して行えます。姿勢スリングには激しい動きや無理に運動することがないので、体力や健康を維持したい高齢者の方でも 安心して行えます。プログラムの中でカラダを心地良く動かすことで平衡性を含む運動能力が上がりますし、骨盤や背骨、肩甲骨まわりを鍛えれば背筋が伸びて若々しく見えます。また関節の安定性も増すことで、高齢者にとっては病気のもとになる転倒を防ぐことも期待できます。
Q3. 体がかたくても大丈夫?
A. 姿勢スリングは心地よい動きを行うエクササイズです。そのため普段より筋肉が”しなやか”になるなどのメリットが見られます。 リラックスしていると筋肉の緊張も除かれるのでより体が動きやすくなります。
Q4. 体力に自信がないけど大丈夫?
A. 姿勢スリングは、体にやさしいエクササイズです。もし不快に感じることがあったら、余分な力みを少なくするように心がけ、自分のカラダの動きに耳を傾けてみてください。
無理にカラダを動かさなくとも自分のレベルに合わせたエクササイズを行うようにしていただくことで体調の変化が見られるでしょう。
Q5. 姿勢スリングで痩せられる?
A. 姿勢スリングは内側の筋肉(深層筋)を意識的に動かし、新陳代謝を高める効果が期待できるエクササイズです。有酸素性運動とは異なりますが、見た目がキレイな姿勢と引き締まった健康的な体づくりを目ざすものです。
日常の食生活の見直し、そしてウォーキングやその他の運動と併用して行うことにより、余分な脂肪を消費させる効果が高まります。
Q6. いつ行うべきですか?
A. 姿勢スリングを行うときは、満腹時に行うことは避けることが望まれます。食事量にもよりますが、食後2時間は空けるとよいでしょう。但し、血糖値が低くなりすぎた状態やめまいを感じるようなときは無理に運動することは避けましょう。体調に合わせて気持ちよく行うことを大切にしてください。
Q7. どのような服装で行うのが良いですか?
A. 無理に締め付けられるような服装は避けることをお勧めします。楽な格好で行えば、カラダも動きやすく、気分も軽く、気持ち良さもアップするでしょう。
Q8. どんな人に姿勢スリングは向いていますか?
A. 運動が苦手な方から、足腰に不安を感じている方まで、さまざまな状況に合わせて行うことができるエクササイズです。安全性を最大限に考えてつくられたプログラムなので、誰もが安心してはじめることができます。
Q9. 続けているとどんな効果がありますか?
A. 姿勢スリングで大事なのは、体のどの部分をどう動かすか、考えながらエクササイズすること。普段使っていない筋肉は、なかなか動きを感じられないものです。刺激を与えたい、動かしたい部分の筋肉に意識をおいてエクササイズを続けることで、思い通りに筋肉を動かせるようになっていきます。これによって腰痛や肩こりが改善される方や、血行が促進されて冷えが改善される方が多くいらっしゃいます。